厳格な時間割に拘束された現代社会で生活するかぎり、私たちは自分の体内時計を社会の規定する時刻表-「社会時計」-に、同調させなければなりません。
社会時計は体内時計より優位にありますから、社会時計に体内時計が同調できなくなると、心身にいろいろな歪みが生じます。
そして、いわゆるストレスの症状があらわれます。
これはまさに、現代特有の悲劇であり、個人レベルでの自然環境破壊といえるでしょう。
体内時計が狂わないようにするには、どうすればよいでしょうか。
栄養・薬剤・運動・光照射などで、体内時計をうまく「だます」方法が、最近話題になっています。
しかし、これらはたいへんやっかいで、専門家の指導が必要です。
平凡なことですが、最もたいせつなのは規則的な生活をつづける、ということでしょう。
24時間を周期とする生活をつづけてさえいれば、体内時計は24時間に完全に同調してくれます。
活動時間が他人よりずれているとか、布団 羽毛で昼寝をするとか、1日4回食べるとかなどは問題ではありません。
要は、その生活パターンを、まいにちくりかえすことなのです。