2010年11月アーカイブ

なぜ高等動物は、ただじっと活動を停止しているだけでは不足で、睡眠という新技術を導入する必要があったのでしょうか。


生命が地球上にやってきたか、あるいは地球上で誕生したとき、「生命体」ないし「有機体」はただ「存在」するだけではだめで、積極的に「生活」していかなければならなかったでしょう。


「生存」の可能性には決まった方向があるわけではありませんから、カオスの中からあらゆる方向へと、分化し適応していったと考えられます。


・・・俗な言い方をすれば、放っておけば消滅してしまうので、生きるためいわば死にもの狂いで突破口を探したわけです^^


その結果、外部環境とうまく適合する手段としても、内部環境を整備する手段としても、「活動」と「休息」という二つの異なる状態を交互にくりかえすことが、生存上の有用な技術として、開発された・・・


わたしはこう考えています。


さらに、たんなる「活動」よりも、積極的に「覚醒」させたり、たんなる「休息」よりも積極的に「睡眠」させたりするほうが、より安定な高度の発展につながるという結果になったのだと思われます。


これも、やはりいろいろな方向へのカオス的なひろがりのなかから、経験的つまりアポステリオリに得られた羽毛 布団 通販のような新技術でありましょう。

睡眠は、フィードバック様式(後向き制御)による予防的な修正機能になるわけです。


これは、外部環境への適応が、リズムにもとつくフィードフォワード様式(前向き制御)の予測機能だったのとは、対照的です。


予定どおりでないできごとに対処し、現状に柔軟に適応するには、生物時計の指令とはある程度独立した制御方式が必要となったのです。


運悪く予防しきれず、消耗してしまったり、起きつづけて睡眠不足になっても、フィードバックによる調節機能があれば、そのおかげで回復できます。


布団 羽毛での熟睡時に成長ホルモンの濃度が高いのも、そのせいでありましょう。


よほど眠りが足りないと、いわゆるはねかえり現象がおこって埋め合わせをしてくれるのも、内部環境への巧妙な適応です。


うまくできてますね。


このほか、学習や記憶のために睡眠期が活用されている・・・という説が正しいならばどうでしょう。


覚醒中に取り込んだ情報や、覚醒してから取り出す情報を、脳のなかにきちんと整理することは、たいせつな内部環境への適応とみなせましょう。

物質代謝、寿命、睡眠量のあいだには、興味深い関係があります。


いっぱんに代謝がさかんである小型の動物は、ふつう長生きしません。


そして、生活に占める睡眠の割合が大きくて、逆に睡眠周期の長さは短くなります。


たとえば、マウスは約3年の寿命しかなく、基礎代謝率は1.49O2/m/g/hです。


マウスは1日に12~14時間眠り、ノンレム睡眠とレム睡眠からなる睡眠周期の長さは7~13分です。


いっぽう、大型の動物は、代謝が低く、寿命が長くなります。


たとえば、ゾウはおよそ70年の寿命があり、基礎代謝率は0.07O2/m/g/hで、1日に約4時間眠り、睡眠周期は約120分となります。


小動物は、大動物よりも短く、ひんぱんに眠らないと、生命を維持できない、というわけです。


さて、眠気が体内の睡眠の必要性を知らせる信号だとすると、なぜこんなに眠気が現れる機会が多いのでしょうか。


寒いと眠気、暑くて眠気、空腹で眠気、満腹で眠気、運動不足で眠気、運動後に眠気……


きりがありませんよね。


羽毛 フトンで生体を眠らせることからくる、さまざまな利益を眠りは予測しているようにみえます。


となると、起きていると不利になるような事態を避けるため、生体の内部環境の現状にもとついて、眠りの信号が出されているようです。