生体リズムについて

睡眠障害の原因の1つに生体リズムの乱れがあげられます。


概日リズム睡眠障害の患者だけでなく、不眠に悩んでいる人では生体リズムの乱れが高率に認められます。


したがって、生体リズムを生活のリズムに同調させ、メリハリをつけることは、不眠の解消にも役立ちます。


生体リズムの同調因子は多数ありますが、その中で光が特に重要です。


光は、生体リズムの同調因子としてもっとも強力なものです。


ヒトの眼は強力な調節機構が備わっているため室内の電球や蛍光灯などの光でもかなり明るく感じますが、実際には晴れた日の屋外(約1万ルクス)の20分の1から10分の1の光量しかありません。


体内時計を同調させるためには屋外の太陽光がもっとも効果的です。


布団 羽毛での入眠直前の強い光は生体リズムを遅らせる作用があり、起床直後の強い光は生体リズムを早める作用があります。


ヒトの体内時計の周期は約25時間でありますが・・・


朝の強い光で毎日体内時計がリセットされ、地球の24時間の自転周期に合うようになっています。


このため、起床時刻を一定にし、屋外に出るか、雨戸・カーテンを開けて外の光を室内に取り入れることが体内時計の同調に大切です。


日中の光は、覚醒度を上げ、眠気をとる作用があり、昼夜のメリハリをつける作用があります。


したがって、日中、特に午前中に太陽光を浴びることで寝つきはよくなり睡眠も深くなります。