睡眠時無呼吸症とナルコレプシー

睡眠障害のもう一つの代表は、「過眠症」です。

この病気では、日中の耐えがたい眠気と頻発する居眠りが特徴ですが、主な病因は睡眠時無呼吸症とナルコレプシーです。

睡眠時無呼吸症というのは、一夜に数百回も睡眠が分断されるため、高級 羽毛 布団で熟睡できない病気です。

患者は睡眠中に呼吸が停まって酸欠状態になるので、延髄の呼吸中枢が刺激されて自動的に覚醒するのですが、ほんの短期間なので、目覚めた、という自覚はありません。

しかし、睡眠がしょっちゅう中断されるので熟睡できないため、昼間に眠気に襲われたり居眠りしたりするのです。

このような異常呼吸は、上気道が狭くなり空気の通り路が塞がれているときばかりでなく、中枢神経系に障害があるときにもおこります。

ナルコレプシーは遺伝性の病気ですが、この病気の症状はたいへん劇的で、ほんらいは眠れないはずの状況にあっても、突如として「睡眠発作」がおこります。

覚醒を維持するしくみが弱いうえに、レム睡眠があまりにも優勢となる、という性質があるためです。

ときには、いきなりレム睡眠から眠りが始まるので、筋肉がすっかり弛んでしまい、カタプレキシーと呼ばれる脱力発作を生じて、身体を支えることができなくなり、その場にくずおれてしまいます。