「金縛り」として知られる「睡眠麻痺」という状態も、そのあらわれです。
このほか、代謝や内分泌の異常が原因で過眠症がおこるばあいがあります。
たとえば、糖尿病や甲状腺疾患のあるとき、月経期や妊娠初期の黄体ホルモン活動のさかんなとき、睡眠薬やアルコールなど薬剤の持ち越し効果があるときも、昼間の眠気をひきおこします。
このほか、羽毛 布団での睡眠にともなうさまざまの病気があって、「睡眠時随伴症」と呼ばれます。
夢中遊行、夜尿症、夜驚症、歯ぎしりなどがよく知られています。
喘息や心疾患などのばあい、睡眠時に悪化することがあります。
睡眠覚醒の「リズム障害」は、生物時計が自然環境あるいは社会機構の日周リズムに同期できないことから生じるもので、いわば慢性の時差ぼけです。
睡眠相遅延症候群や非24時間睡眠覚醒リズムと呼ばれる疾患がそれで、社会生活に同調した入眠も起床もたいへんむずかしくなります。
体内時計と社会時計のずれからいろいろな摩擦を生じ、社会に適応できなくなるのです。